非常に助かる近代的医療

おはようございます。
どうも、ケイトです。

少し前に体調を崩してしまったことがあったのですが、そのとき受けた医療がとても近代的で面白かったので、記録として書いておきたいと思います。
その名も「Telemedicine(遠隔医療)」。

なんとこれ、とても簡単!
アプリで「オンデマンド医療」というボタンを押すだけで、待機列に入り、順番が回ってくるとビデオ通話がかかってきます。
話だけ聞くと、なんだかオンラインファンミーティングとかと同じシステムじゃない?笑
身分証明書を提示したあとは、通常の診察と同じように症状を説明。
すると、あっという間に話が進んで、症状に合った薬が手配され、そのまま終了。
早い!
体調が悪い中、病院まで移動したり長時間待ったりする必要もなし。
私は熱っぽかったのですが、診察まで自室のベッドで横になったまま順番を待つことができました。助かる〜〜。
免疫が弱っているときに病院の待合室や薬局へ行くのは、自分にとっても周囲にとってもリスクがあるので、それが避けられるのも嬉しいポイントですね。
さらに、その後住所と希望時間を入力すると、なんと最短3時間で薬が家に届きました。これが最短らしい。
やっぱり早い!

のど飴も処方された。
まるで食べ物のデリバリーみたいなことが医療で実現可能だなんて感動しますね。数時間のうちに症状を抑える薬を手に入れることができました。

ちなみに、日本でも別件で似たようなサービスを使ったことがあったのですが、そちらは急ぎではなく、薬も数日後に届いたので、このスピード感は本当に衝撃でした。
コロナ禍の影響で、発熱外来の大渋滞や患者数の急増により病院にかかるのが難しくなったことから定着した技術らしいですが、まさに必要は発明の母ですね。
不便があるからこそ、進歩も加速するんだなぁと実感しました。

ただ、数年前にシンガポールでこれを悪用した「嘘の病欠」が横行したというニュースもありましたね。
シンガポールでは、病欠を取得するには病院からの診断書が必要なのですが、当時とあるクリニックが、1分にも満たない診察で診断書を乱発し、荒稼ぎしていたそうです。さらに、その嘘の病欠によって学校や会社に多大な迷惑がかかったとか。(会社の場合、病欠は有休とは別枠の有給休暇になる)
すでに制度改正と対策はされているので、今は過去の話ですが怖いですね。

遠隔医療は、本当に多くの人にとって助けになるサービスだと思うので、正しく大切に使いたいものです。

……というか、このシステム、私がカナダで一人暮らし中にコロナにかかったときに欲しかったなぁ〜〜〜!!!
あのとき、トロントの医療システムが難しすぎてよく分からなくて、結局一人でおとなしく痛み止めだけ飲んでたなぁ…。

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Posted by kate0425