通勤事情
おはようございます。
どうもケイトです。
シンガポールのバスは、路線にもよりますが10分に1本くらいの頻度で来ることが多く、頻度自体はありがたいのですが、時間通りには来ないことも多いです。
例えば、予定を見て「あと2分で来る」と思ってバス停に向かったら、目の前の横断歩道を渡る前に行ってしまったり。悔しい。
また、1本が大きく遅れたせいで、同じ番号のバスが2台続けて来ることもあります。たまに後ろのバスが前のバスを追い越していくことも。日本はここら辺の調整が上手いですよね。
とはいえ、以前トロントで雪の中を20分待たされた経験があるので、ちゃんと来てくれるだけありがたいなと思う部分も。
それと、バスは乗る意思をしっかり見せないと、降りる人がいなければ止まってくれないのがシンガポールの常識です。
バス停でただ立っているだけだったり、座って携帯を見てなんてすると、そのまま通過されるので注意が必要です。
ちなみに、電車もバスも時間帯や進行方向によって混雑の度合いがかなり変わります。特に通勤時間帯は本当に混み合います。
朝は郊外から市内中心部へ、夜はその逆方向が非常に混雑します。
シンガポールの路線図の構造上、どこへ行くにもいったん中心部を経由した方が早いことが多く、中央を通る路線は特に混みやすいんですよね。
東京中心ほどの混雑ではないにせよ、身動きが取れないくらいぎゅうぎゅうに混むことも多いです。
これはちょっと絶望した駅の写真。
私が普段使っている路線は古くからあるため、車両が全体的に古めで全体的に空調の効きが悪いので、混雑と相まって結構息苦しいです。
ただ、混雑する路線でも電車の本数は非常に多く、2〜3分おきに来るので、少し待てば比較的乗りやすい車両に当たることもあります。時間に余裕を持って行くのがコツ。
またありがたいことに、私がよく利用している通勤ルートは中心部を経由せず、街の外側をぐるっと回るような路線なので、比較的空いています。あまり人気のないルートのようで、大抵は座ることができるんです。
実際には、いったん中央まで出て乗り換えた方が早く着くし、駅数も少ないのですが、私は数分の違いならのんびり座って行ける外周ルートの方が好きです。
仕事で疲れて帰るとき、「座れるかも」と思って電車に乗るのと、「これから満員電車か…」と思って帰るのとでは、気持ちの余裕がまったく違いますよね。
以前(2年前)シンガポールでインターンをしていたときは、中央を通るルートしか選択肢がなくて、毎日かなりの混雑がしんどかったのを覚えています。そんな経験もあって、今のルートには本当に助けられています。
あと何度か書いていますが、シンガポールのタクシーは本当に安くて便利です。タクシー会社の公式アプリや、Grabのような配車アプリも複数あり、いずれも使いやすくてしっかり管理されています。
移動手段としてとても安心感があり、電車やバスの無い時間帯や、荷物が多くて混雑を避けたいときにはとてもおすすめです。
全体的に、シンガポールの交通インフラは非常に整っていて便利です。
ただ、実際に使ってみるとちょっとしたコツや工夫が必要な場面もあるので、これから住まれる方や旅行される方の参考になれば嬉しいです。
まぁ、何事も余裕を持って動くのがベストってこと!
B O O K W O R M K A T E